テクスチャー02白髪ができる原因を、詳しくご存知の方は多くないかもしれませんね。
これを理解するためには、毛髪の構造や、そのメカニズムについて予め把握しておく必要があります。
毛髪というのは、髪の外側部分であるキューティクル、中心部分であるメデュラ、キューティクルとメデュラに挟まれた部分であるコルテックス、といったタンパク質によって組織されています。このコルテックスに含まれるメラニン色素の種類や量によって、髪の色は決まってくるのです。
また、毛髪の毛根部分には、毛乳頭があり、それらを取り囲むようにして毛母細胞が存在します。この毛母細胞は毛乳頭によって養分を得て細胞分裂を行い、毛髪を作り出します。毛母細胞の周辺には、メラノサイトという色素形成細胞があり、ここでメラニン色素が作られ、毛髪に取り込まれ、髪の毛は色を持つようになるのです。
しかしメラノサイトは、ずっと活発に色素を作り続けるわけではありません。この働きは加齢や病気、ストレスや生活環境などによって、弱まってくると考えられています。働きが弱まったメラノサイトは、色素を作ることが出来ないため、髪の毛は白くなってしまいます。こうした色素のない毛髪が多くなり、やがては全体的に白髪になっていくわけです。
白髪ができる直接の原因は、メラノサイトの活動が弱まるから、と言えるのですが、この活動が弱まる原因は、上記のように様々で、それらが複合しているとも考えられます。